
アンニョン、韓国ドラマ楽しんでいますか?
さて今回は2026年度の一番の期待作、『誰だって無価値な自分と闘っている』です。『マイ・ディア・ミスター』『私の解放日記』などの名作を生みだした脚本家パク・ヘヨンの最新作。個性派役者ク・ギョファン、オ・ジョンセに今一番旬な女優コ・ユンジョンが主演の人間ドラマです。一言でいえばとても良かった、、けど豊富な出演陣のそれぞれのストーリーがちょっと雑に終わった感がありました。12話だと短いのかもしれません。
ドラマ情報
- タイトル 『誰だって無価値な自分と闘っている:모두가 자신의 무가치함과 싸우고 있다』
- 公開 2026年 Netflix
- エピソード 12話
- 脚本 パク・ヘヨン
- キャスト ク・ギョファン コ・ユンジョン オ・ジョンセ カン・マルグム
あらすじ
映画監督を目指して今も脚本を書き続けるファン・ドンマン。だが一向に芽が出る気配がない。学生時代からの映画好き8人会の仲間も次々とデビューしていき彼だけ浮いた存在になっていた。人生に追い詰められた彼の目の前に現れた一人の女性プロデューサー、ウナ。人生に疲れ果てどん底にいる二人は、次第に互いを頼り寄り添っていく。
ドラマ感想
正直な感想
韓ドラの虎脚本がパク・ヘヨンということで、素晴らしい人生ドラマであったことに疑いの余地なし。だがしかし前2作を超えるものだったかというと、、、ちょっだけ惜しかった。
最初はなかなか慣れないドンマンの「変人」としてのふるまい。詩人でありながら、娘への思いから死を選ぼうとするその兄。幼少期のトラウマから他人と上手くやっていけないウナ。子供と夫を捨てて成功した大女優。ドンマンに嫌悪感を抱きながらも、意識してしまう売れない監督、とその妻。などなどバレエティ溢れる悩める人がいっぱい登場し、リアルに描くその感じは面白く流石だと感じながらも、最後はなんだかみんながふわっと着地。ちょっとだけ消化不良感がありました。
やっぱり12話じゃみんなのストーリーを終わらせるのは足りないぞと思いながらも、必ずしもキレイに最後まで描かないのがこの人の脚本っぽいな~とも感じます。
主要の俳優さんの演技は素晴らしかったです。特にコ・ユンジョンが最近の人気爆発と露出とともに、前に比べるとほんとに演技もうまくなっているな~と感心しきりでした。
俳優別感想その他
本人もインディーズの映画監督兼俳優、ということで役ぴったりのク・ギョファン。
『D.P.』で人気俳優になってからは気にして観てた方も多いと思いますが、今までで最高のドラマの当たり役となりましたね。セリフなのかアドリブなのかよくもまあこんなにペラペラと話せるものです。確実にこの後もいいドラマに恵まれて活躍しそうな、そんな雰囲気がありありのニュースターです。日本でも近日公開の映画『サヨナラの引力』で主演を務めています。かなり好評の映画なので早く観たいですね。(先日、この映画でムン・ガヨンが百想芸術大賞で賞をとっていました)


今最も勢いがある、韓国ドラマ界の若手代表、コ・ユンジョン。
今回は役どころもありメイクは地味目で落ち着いた雰囲気。こういった役も上手くこなしていて素晴らしかった。
ドラマでの演じたウナのストーリー、映画『ノックノックノック』がどうなったのか、お母さんがどう演じたのかとか結末が気になるとこでしたが、、語られずじまい。やっぱ尺が足りないって。
コ・ユンジョン自体は、『ムービング2』も動き出したとのことでして、まだまだ勢いは続きそうですね。


今や名作には欠かせない俳優、オ・ジョンセ。
ドラマでは重要な役割でした。嫌な奴のように描かれながらも、あんな風にドンマンに絡まれたらそりゃ誰だって嫌いになるよって、、マイナスな感情がドンマンのデビューによって消えたのか、最後にはいい表情を浮かべてました。若い脚本家と奥さんとのなんかどろどろとした展開も予想されましたが、神回避。
最高のサブ役者ですけど、たまには二枚目役でかっこいいオ・ジョンセが見たい方はディズニープラスのドラマ、キム・テリ『悪鬼』がおススメ。イ・ジェウォンとの夢の競演もあります。


8人会の仲間であり、ボスであり、ライバルの妻、カン・マルグム。
かなりのシーンがみんなが集まるバー『アジト』でのやり取りでした。アジトのオーナーであり2階に自分の映画制作会社を構え、昔からの仲間が毎日のように集まる。素敵な生活です。夫のスランプに自らの私生活を捨てる覚悟も、悲壮感たっぷり。最終的には夫も戻り、ドンマンも助けてめでたしめでたし。様々な葛藤に悩まされながらも信念を貫くカッコよさが印象に残りました。どっかで助演賞とりそうな演技。良かった。
最近やたらとみるパク・ヘジュン。悪人と善人を交互に観てる感じ。Netflixの常連すぎる。
素敵な詩を書いてました。もしかしたら販売してるかもと思い検索してみたけど、ドラマのなかだけに終わったみたい。『サイコだけど大丈夫』なんかは実際にドラマに出た絵本が売られてたから期待したのになあ。
そういえば『マイ・ディア・ミスター』にも出てましたね。非常に味のある俳優です。
大大ベテランのペ・ジョンオクとその娘役のハン・ソナ
実際の実物通り大物女優役でペ・ジョンオク。今回は会長(フェジャンニン)ではなかったけど雰囲気は一緒。高圧的なオーラがこれほどうまい人はなかなかいませんね。
ハン・ソナは元アイドル「Secret」の人、さすがに芸能人役はお手の物。なんだか素直で粗暴で我がままですが、それなのに愛らしい感じがとても合ってて良かったですね。ファンになりそう。良くも悪くもthe韓国人って感じ。はい、好きです(笑)。
8人会のメンバーとパク・イェニさん単独。
ドラマ『100番の思い出』に『ブラッドハウンド』といい役が続きましたが、今回は最後までなんだかむかつく役のパク・イェニ。実は悩みを抱えていて、主役に辛く当たったとかの描写もなかったし、ただ感じ悪いメンバーでした(笑)。
チョン・ベスさんも相変わらずのいい人でしたね。
そのほかにも、特別出演でソン・ドンイルやキム・ドンウクも出演。大変豪華なドラマでした。
ファン・ドンマンの魂のセリフ。このドラマはあまり喋らない無口な主人公が、ぽろっと一言心に残るセリフを言うスタイルではありませんでした。矢継ぎ早に、爽快なスカッとするこの言い回しが心を打ちます。
自分を無価値と思って絶望し、ともすれば最悪の選択を取ってしまう今の韓国社会に訴えるような熱いメッセージがドラマのあちこちに見られました。故イ・ソンギュンさんのセリフ『なんてことない:아무것도 아니야』が悲しくもその死によって少し薄れていくなか、新しくまた皆を奮い立たせるような、そんな意味もあったのかな。。まぁそれは言い過ぎか、すいません私の個人の感想です。
人生はコメディだ!明るく生きましょう!
最後に
2026年度の始まりの期待の作品でしたが、とても良い作品でしたね。Netflixのドラマは今年も韓ドラ界を引っ張っていきそうです。
さて同時期に公開のIU主演の『21世紀大君夫人』ですが、本作と人気を二分するかと思ったけど、、そちらは大変なことになってしまいました😢レビューも上げるかどうか悩み中です。。韓国の人の心情というのは、なかなか日本人である私には100%理解はできないのでね、、、うまく収束してくれればいいのですが、、
それでは 또봐요<また会いましょう>!








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