
アンニョン!韓国ドラマ楽しんでいますか?今回は『かかし』、パク・ヘスとイ・ヒジュン主演の話題作。U-NEXTにてフリー開放につき一気見してきました。韓国最悪の事件の一つ『華城(ファソン)連続殺人事件』をモチーフとしているドラマであり、パク・ヘスとイ・ヒジュンの3度目の共演もあってかなり話題になっている、私も気になっていた作品です。全12話完走した感想は、、、面白いけど、惜しい!期待しすぎたかな。。あっ世間の評価は高いです。
ドラマ情報
| タイトル | 『かかし:허수아비』 |
| 公開 | 2026年 韓国ENA |
| エピソード | 全12話 |
| 監督 脚本 | パク・ジュヌ イ・ジヒョン |
| キャスト | パク・ヘス イ・ヒジュン クァク・ソニョン |
あらすじ
時は2019年、刑務所に別件で収監中の受刑者が30年前のカンソン連続殺人事件の真犯人のDNAと一致した。全ての事件でDNA捜査が出来ず、自白が必要と考えた警察はある人物に協力をお願いする。その名はカン・テジュ、元刑事で今はプロファイラーの肩書も持つ教授だ。真犯人と思われるその男は面会を拒絶していて、話すだけならカン・テジュとしか話さないと指定してきたからであった。ついに面会するカン・テジュと、その人生を変えた事件の真犯人。その意外な正体に驚きつつも自白を促すカン・テジュの脳裏には、30年前のあのカンソンの風景と関わったすべての人たちとの苦しい記憶が浮かんでいた。
ドラマ感想
正直な感想
韓ドラの虎面白いけども、もうちょっと重厚感がある感じが見たかったかな。
私が一番衝撃を受けた韓国映画『殺人の追憶』と同じ事件をモチーフにしているとあって、見る方も少し覚悟がいるような重いドラマを想像していたんですが、、ちょっと軽いよね。殺人の場面なのに全然生々しくない。真犯人候補はイケメンだったり可愛い顔の男の子で、全く怖くない。
まぁ最高傑作の一つとも言われる映画と比べてしまうのも酷ではあるけど、実際に真犯人も見つかり新たな解釈も可能な『華城連続殺人事件』の新作がこれかぁ、、というのはちょっと思ってしまいました。
とはいえ今までに『殺人の追憶」を見たことのない人ならもう少し違った感想を持つかも。時代を行ったり来たりして犯人を予想させる手法や、最後に現代に戻って物語の結末まで描いたのは新鮮で良かったです。
俳優別感想その他
原題は『허수아비(ホスアビ)』、日本語題と意味は同じくかかしのことです。
実際の事件では現地にて犯人に対するメッセージを書いたかかしが設置されていて、当時話題となったようです。今作では逆に犯人側が身を隠す手段にするシーンがタイトルへとつながりました。ドラマ後半にはほぼ「かかし」の存在意味はなかったですが。権力者たちへの皮肉も込めてたらしいけど、感じることはなかったかな。
まさに絶頂期。
熱血刑事役で帰ってきたパク・ヘス。印象的だったのは髪をグレーにしての老けメイク。もし本当に年を重ねてこんな感じなら相当にカッコいい。いろんな役が出来て上手ですね。
盟友イ・ヒジュンとの共演も3回目。お互いに縁を感じていて、信頼し安心して演技ができる間柄になったとか。プライベートにどうとかはないようですが(笑)。
あくどいとも言えるこの笑顔
やり手の検事だが、そこに正義を貫こうとする信念はない。結果的には議員までになり成功するが、最後に大事なものを失う。うーん、主人公の二人は最後まで相容れなかったですね。途中何度か改心して進むのかと思われましたが、悪人のまま。いや、悪人というと違うかもしれない、、誰しもが持つ人の欲や弱さを出している人間なのか。『キマイラ』で見られたパク・ヘスとイ・ヒジュンの協力関係を今回も期待していると、なんだか裏切られたかのような気持ちにもなりますがこれはこれ。やっぱり悪の側に立つこの人は俳優として最高です。
この記事を書いている時点で始まった新作Netflixドラマ『おいしいバイト』に出演。やはりあくどい顔で悪役をやっているようで、、パク・フンと並んで最近の韓ドラ界悪役の顔ですね。
公開は半年前ですが、もう賞をもらっているんですね。
韓ドラ界で「出来る女」役といえばクァク・ソニョン。そこまで背は高くないですが、きりりとしたお顔が印象的です。今作では事件を追う敏腕新聞記者として登場します。しかし1988年が舞台とあって髪型もノスタルジックな感じで(笑)どうにも老けた印象。いつものショートカットの方が似合うのを再確認しました。
今作は恋愛が主軸ではないので、カン・テジュ刑事とのお互い惹かれ合う想いは、何とも切ない終わり方となってしまいましたが。。切なくも暖かいラストシーンと言えなくもないですかね。
女子高生にキャーキャー言われてました
ある意味今作では一番の不幸を味わうソン・ゴニ。まさかの二役でしたがハッピーエンドにはならず。
権力の暴力の犠牲となり、父親代わりの叔父には裏切られてしまいました。
さてこの時代を描いた韓国の刑事ものを見たことがある人は知ってると思いますが、自白を強要する警察のシーンが多いです。社会問題にもなったえん罪事件が多いのも特徴ですね。実際の『華城連続殺人事件』でも無実の方が何十年も刑務所生活を送ることになり、その後再審請求で無罪となりました。他にも自白の強要時に過剰な暴力で命を落とすこともあったとされています。当ドラマのそういうシーンに胸くそ悪さを覚える人も多いでしょうね。
ドラマ撮影のあとは兵役のため入隊となったソン・ゴニ。入隊中の有名人(k-popアイドル多数)とともにInstagramでダンス動画を投稿して話題となっております。
ソ・ジヘ1996で検索
同姓同名に『愛の不時着』に出た俳優のソ・ジヘさん(こちらは1984年生まれ)がいます。なのでソ・ジヘといえばこちらが強いです。本作登場のソ・ジヘ(1996年生まれ)はそこまで知名度は高くないですが、Netflixの『エージェント・キム』にも出演しており活動が見れるようになってきました。
物語後半には一番のサプライズを起こす重要人物であり、悲劇の人でもあります。もうちょっとお兄ちゃんを大切にしてほしかった気もしますが、、1988年メイクながら、とても可愛いお顔で本作の癒し枠。
なんか見たことあるなあと思ったら、大好きチン・ギジュさんドラマ『偶然出会ったあなた』に出てた可愛い高校生役だ。3年前だから顔は一緒。もう30歳とのことですが、童顔なのでまだまだ高校生役いけるかも。
そこそこ有名なのに、ドラマの主要キャスト紹介に入っていない、、?
ドラマの本当の主役まではいかない、けど完全な脇役ではない、そんな立ち位置が多い印象なチョン・ムンソン。
いろんな役ができるだけに数多くのドラマに出ていますので、今作品も出た瞬間にあれっ、こんなちょい役?と疑ってしまうわけです。そんなわけで展開が予想できたわけですが、、真実が明かされる前にチョン・ムンソンの正体が分かった人も多そうですね(笑)。
パク・ヘスとは『刑務所のルールブック』で過去に共演しています。
最近は受賞が多いですね、ユ・スンモク。
ご存じユ・スンモクは今回は悪人寄りの偉い人。警察ものドラマだと主人公の上司になることも多いですが、会長とか社長とか議員先生とかも似合いますね。ちょっと体薄めなので、威厳はちょっと弱めですが、愛人をたくさん抱える役で頑張りました。
デビューは2019年、リュ・ヘジュン。
今作の若手刑事枠はこの人、リュ・ヘジュン。とても素直な演技で良かった。
先輩のくそ野郎達から圧力をかけられても何とか踏ん張ってきたが、母親を持ち出されて敗北。30年後には警察の大物になっていて性格もくそ野郎に(笑)。俳優まで変わっていて(名脇役パク・ウォンサン)嫌な奴全開になってて、少し悲しい。
さて今作『かかし』は韓国最悪の事件『華城連続殺人事件』をモチーフとして作られており、2019年に明らかになった真犯人が他の殺人で服役中の男であった点も同じです。先ほど少し触れましたが、ついに解決を迎えたこの事件を初めて本格的にドラマにした作品ということで(未解決の時は映画やドラマにも使われている)私自身期待をし過ぎていたせいかちょっと物足りない感じがしました。たぶんそんな感想は私だけです苦笑。
ストーリー的にも真犯人の扱いを上手く隠しながら進めたり、2019年の場面でえん罪の無念を晴らした感動の場面があったりと十分に見ごたえのあるドラマになったと思います。
最後に
『華城連続殺人事件』は解決を経て、その犯人の名をとって『イ・チュンジェ連続殺人事件』と呼ばれることも多くなってきてるようです。
とても残忍な事件であり本当に胸が痛い事件ではありますが、このドラマを観て興味を持たれた方は映画『殺人の追憶』も是非見てもらいたいなと思います。あまりにもリアルで吐き気が出るかも知れませんが、私が散々このドラマを物足りないといった意味が分かるかもしれません。
それでは 또봐요<また会いましょう>!








コメント